2021.06.16
【Report】阿佐ヶ谷・高円寺プロジェクト
地域のみなさまが主催する高架下お試し利用を開催中
地域のみなさまが主催する高架下お試し利用を開催中
JR中央線・総武線 高円寺・阿佐ケ谷駅間高架下では、「阿佐ヶ⾕・高円寺プロジェクト」と題して、地域のみなさまに楽しんでいただけるようなイベントの開催に、これまで取り組んできました。
2021年4月24日からは高架下お試し利用として「地域のみなさまと、やってみたいをかたちにする」をコンセプトに、高円寺~阿佐ヶ谷に縁のある方が主催するイベント会場として、高架下空き倉庫をお使いいただいています。
2021年5月、6月は、これまでに5つの企画が行われました。大家の私たちからは想像できなかった、多様なジャンルの企画が実現しましたのでご紹介いたします。4月のお試し利用の様子はこちらからご覧ください。
2021年4月24日からは高架下お試し利用として「地域のみなさまと、やってみたいをかたちにする」をコンセプトに、高円寺~阿佐ヶ谷に縁のある方が主催するイベント会場として、高架下空き倉庫をお使いいただいています。
2021年5月、6月は、これまでに5つの企画が行われました。大家の私たちからは想像できなかった、多様なジャンルの企画が実現しましたのでご紹介いたします。4月のお試し利用の様子はこちらからご覧ください。
本物の鉄道高架橋の下で
おもちゃの電車を走らせる
おもちゃの電車を走らせる
5月14日(金)~16日(日)は、任意団体まっこみゅによる「高円寺プラフェス」が開催されました。
山手線全線や日本全国の新幹線、メトロ地下鉄全線を鉄道玩具で再現された松岡純正さんが作成した巨大なレールレイアウトが高架下に出現。本物の鉄道高架橋の下で、各自持参した多数の車両が走りました。お気に入りの鉄道柄の靴下やカバンをまとって、ご家族でご来場される様子が印象的で、帰り際には「また来たい、楽しかった」等のお声が聞こえました。
高架下空き倉庫は、幅17m、奥行き9m、高さ5mほど、高架柱がむき出しという広く無骨な空間で、カラフルなレールレイアウトが映え、お子さまが楽しむ雰囲気に惹かれて、通りがかりの方が足を止めていました。
山手線全線や日本全国の新幹線、メトロ地下鉄全線を鉄道玩具で再現された松岡純正さんが作成した巨大なレールレイアウトが高架下に出現。本物の鉄道高架橋の下で、各自持参した多数の車両が走りました。お気に入りの鉄道柄の靴下やカバンをまとって、ご家族でご来場される様子が印象的で、帰り際には「また来たい、楽しかった」等のお声が聞こえました。
高架下空き倉庫は、幅17m、奥行き9m、高さ5mほど、高架柱がむき出しという広く無骨な空間で、カラフルなレールレイアウトが映え、お子さまが楽しむ雰囲気に惹かれて、通りがかりの方が足を止めていました。
偶然の体験とリアルの迫力
5月29日(土)は、殺陣・アクション研究会による「殺陣ふれあい会」が開催されました。殺陣師によるショーと、観客から参加者を募ってショーの一部を体験するワークショップについて、各回20分程度で4回の公演が行われました。
新しい殺陣様式をテーマに、マスク着用、検温、手指消毒、そして刀の消毒を徹底したショーを披露され、普段見る機会のない殺陣の迫力に圧巻されました。通りがかりの方がふらりと立ち寄れる、間口の広いイベントになり、偶然居合わせた方はとても印象に残ったと思います。
代表の森さんからは、感染症対策として開演時には「声援はうれしいが今日は拍手だけで」、ご来場のファンの方には「高円寺・阿佐ヶ谷エリアを楽しんでいってください」とお声がけいただき、高架下を歩くきっかけを作ってくださったこともよい機会となりました。
新しい殺陣様式をテーマに、マスク着用、検温、手指消毒、そして刀の消毒を徹底したショーを披露され、普段見る機会のない殺陣の迫力に圧巻されました。通りがかりの方がふらりと立ち寄れる、間口の広いイベントになり、偶然居合わせた方はとても印象に残ったと思います。
代表の森さんからは、感染症対策として開演時には「声援はうれしいが今日は拍手だけで」、ご来場のファンの方には「高円寺・阿佐ヶ谷エリアを楽しんでいってください」とお声がけいただき、高架下を歩くきっかけを作ってくださったこともよい機会となりました。
中央線でつながる
つくり手さんとの出会い
つくり手さんとの出会い
5月30日(日)は、HACOBEによる「高架下ガレージマーケット」が開催されました。
HACOBEさんは広告制作会社で、JR中央線東小金井駅近くの高架下シェアオフィスPO-TOにオリジナルデザインの雑貨店を構えています。
今回、「中央線でつながる武蔵野エリアで活躍するつくり手さんのオイシイとカワイイをおとどけします」をテーマにマルシェを企画されました。武蔵野エリアで活動される方々のお菓子、ジャム、フラワーアレンジメント、雑貨などが揃い、地元の人たちが生活圏内で新しいものと出会う場となりました。開催前から掲出していたポスターは、本業のデザインの良さが際立ち、足を止めて見る方を多く見かけました。
HACOBEさんは広告制作会社で、JR中央線東小金井駅近くの高架下シェアオフィスPO-TOにオリジナルデザインの雑貨店を構えています。
今回、「中央線でつながる武蔵野エリアで活躍するつくり手さんのオイシイとカワイイをおとどけします」をテーマにマルシェを企画されました。武蔵野エリアで活動される方々のお菓子、ジャム、フラワーアレンジメント、雑貨などが揃い、地元の人たちが生活圏内で新しいものと出会う場となりました。開催前から掲出していたポスターは、本業のデザインの良さが際立ち、足を止めて見る方を多く見かけました。
高架下空き倉庫が舞台になる
6月3日(木)~7日(月)は、東京タンバリンによる演劇「その前」が開催されました。
会場下見を重ね、綿密に舞台、客席、機材のレイアウトの検討、特別な施設ではないので音の反響の仕方の確認をされていました。主催者さんは会場付近には久しぶりに訪れたとのことで、前後の時間には高架下を歩いて「当時から本当にすっかり様変わりしており、活気にあふれていますね」とお話をいただき、嬉しく思いました。
人数を制限した事前予約制での5日間の公演は完売御礼の日が続き、演劇関係の方を始め、多くの方にお越しいただきました。
脚本は、現代人の陰を日常会話の中にあぶりだしていく物語を、謎解きを交えてこの場所ならではの内容に仕立てられていていました。詳しい公演内容については6月18日(金)まで配信を行っているので、劇団ウェブサイトからご確認ください。
会場下見を重ね、綿密に舞台、客席、機材のレイアウトの検討、特別な施設ではないので音の反響の仕方の確認をされていました。主催者さんは会場付近には久しぶりに訪れたとのことで、前後の時間には高架下を歩いて「当時から本当にすっかり様変わりしており、活気にあふれていますね」とお話をいただき、嬉しく思いました。
人数を制限した事前予約制での5日間の公演は完売御礼の日が続き、演劇関係の方を始め、多くの方にお越しいただきました。
脚本は、現代人の陰を日常会話の中にあぶりだしていく物語を、謎解きを交えてこの場所ならではの内容に仕立てられていていました。詳しい公演内容については6月18日(金)まで配信を行っているので、劇団ウェブサイトからご確認ください。
eスポーツで集う
多世代の子どもたちの場
多世代の子どもたちの場
6月12日(土)は、Minerva Gaming Tokyoによる「高架下eスポーツ」が開催されました。eスポーツは持参したタブレット端末等から同じゲームに参戦し、無言の熱い対戦が繰り広げられ、観客は広い壁に投影されたゲーム画面で観戦しました。
高円寺で人気の駄菓子乃瀧ちゃんとのコラボにより、疲れたら駄菓子でついつい休憩してしまう、子どもも大人もゆっくり1日過ごせるような企画になりました。
主催者の芳賀さんは、学校帰りの子どもたちが過ごせ、働く親が安心して預けられるような場づくりに関心があり、今回は年齢の異なる子どもたちが集う企画になりました。
なお、各企画とも感染症対策のガイドラインに沿って開催していただきました。今後の予定は、プレスリリース等でお知らせいたしますので、引き続きご期待ください。
・所 在 東京都杉並区阿佐谷南2-36
・アクセス JR高円寺駅より6分、JR阿佐ケ谷駅より9分
取材編集/くらしづくり・まちづくり室
高円寺で人気の駄菓子乃瀧ちゃんとのコラボにより、疲れたら駄菓子でついつい休憩してしまう、子どもも大人もゆっくり1日過ごせるような企画になりました。
主催者の芳賀さんは、学校帰りの子どもたちが過ごせ、働く親が安心して預けられるような場づくりに関心があり、今回は年齢の異なる子どもたちが集う企画になりました。
なお、各企画とも感染症対策のガイドラインに沿って開催していただきました。今後の予定は、プレスリリース等でお知らせいたしますので、引き続きご期待ください。
・所 在 東京都杉並区阿佐谷南2-36
・アクセス JR高円寺駅より6分、JR阿佐ケ谷駅より9分
取材編集/くらしづくり・まちづくり室