2021.03.17
【Interview】ビーンズ阿佐ヶ谷
「エンジンズ」の舞台裏
「エンジンズ」の舞台裏
阿佐ヶ谷にある3つのビーンズ。気軽にちょっと立ち寄りたくなる「ビーンズぷらす」。くるくる巡って楽しむ「ビーンズくるく」。オープンモールの「ビーンズてくて」は、高架下のてくてく歩きが楽しいお洒落な散歩道です。気持ちのいい吹き抜けの広場では、毎月1回、超ユニークなイベントが開催されていました。
そのイベントの仕掛け人は〝阿佐ヶ谷を面白がる〟まちのチーム・エンジンズ。ビーンズ阿佐ヶ谷を訪ねて、3人のキーパーソンに会いました。
そのイベントの仕掛け人は〝阿佐ヶ谷を面白がる〟まちのチーム・エンジンズ。ビーンズ阿佐ヶ谷を訪ねて、3人のキーパーソンに会いました。
ビーンズ阿佐ヶ谷
開業で目指したもの
開業で目指したもの
阿佐ケ谷駅の改札を出ると、ケヤキ並木の中杉通りの向こうに、ビーンズてくての印象的な白い柱のエントランスが迎えてくれます。最初にお会いしたのは、ショッピングセンター事業本部・大橋雅昭さん。
大橋:2017年7月のリニューアル開業を機に、新しい取り組みをスタートしました。ビーンズにぷらす・くるく・てくてという3つの施設名をつけたのも阿佐ヶ谷が初めて。てくて広場は、ビーンズ阿佐ヶ谷のシンボル的存在です。普段は、お買い物やまち歩きを楽しむ方の憩いの場ですが、まちのシェアスペースとして活用していただきたいと考えています。エンジンズはそのための協働パートナーとして、ソフト面の支援をお願いしています。
大橋:2017年7月のリニューアル開業を機に、新しい取り組みをスタートしました。ビーンズにぷらす・くるく・てくてという3つの施設名をつけたのも阿佐ヶ谷が初めて。てくて広場は、ビーンズ阿佐ヶ谷のシンボル的存在です。普段は、お買い物やまち歩きを楽しむ方の憩いの場ですが、まちのシェアスペースとして活用していただきたいと考えています。エンジンズはそのための協働パートナーとして、ソフト面の支援をお願いしています。
阿佐ヶ谷を面白がる!
エンジンズが起動する
エンジンズが起動する
ビーンズ営業所・橋本公曙さんに聞きました。
橋本:エンジンズは、齊藤志野歩さんとの出会いから生まれたまちのチームです。〝阿佐ヶ谷を面白がる〟という発想をもとに、エンジンズが主体となって活動し、営業所がサポートしています。
イベントを開催することで、一緒に連携していただける地元のパートナーとのつながりが広がります。でも、地域の方々と継続して関係をつくることは、営業所だけでは難しい。担当者の異動もありますから。エンジンズはそこをつないでいただける、頼もしい阿佐ヶ谷のチーム。てくて広場で面白いイベントを続けていくことで、まちの活性化につながり、結果的にビーンズのファンになっていただければ‥‥それが一番の目的です。
橋本:エンジンズは、齊藤志野歩さんとの出会いから生まれたまちのチームです。〝阿佐ヶ谷を面白がる〟という発想をもとに、エンジンズが主体となって活動し、営業所がサポートしています。
イベントを開催することで、一緒に連携していただける地元のパートナーとのつながりが広がります。でも、地域の方々と継続して関係をつくることは、営業所だけでは難しい。担当者の異動もありますから。エンジンズはそこをつないでいただける、頼もしい阿佐ヶ谷のチーム。てくて広場で面白いイベントを続けていくことで、まちの活性化につながり、結果的にビーンズのファンになっていただければ‥‥それが一番の目的です。
お互いに顔が見える
場づくり・関係づくり
場づくり・関係づくり
齊藤さんはもともと阿佐ヶ谷で、こういった地域を活性化する活動をされていたのですか。
齊藤:私なんかひよっこです。地域の方々と知り合って、一緒にご飯を食べる「おたがいさま食堂」や「もちより食堂」、シェアリビング&キッチンをやっていたのですが、地元じゃない人間がいろいろ始めることをみなさん面白がってくださって。そこに営業所の方が来て、一緒にご飯を食べたのがそもそもの始まり。私たちのやっていることは〝場づくり・関係づくり〟なんです。お互いに無理がない、ゆるやかな関係性をつくること。ビーンズが目指していることは、拠点をもたないコミュニティづくりやまちづくりに近いですよね。それは面白いな、お手伝いできるかなと思って、お引き受けました。
齊藤:私なんかひよっこです。地域の方々と知り合って、一緒にご飯を食べる「おたがいさま食堂」や「もちより食堂」、シェアリビング&キッチンをやっていたのですが、地元じゃない人間がいろいろ始めることをみなさん面白がってくださって。そこに営業所の方が来て、一緒にご飯を食べたのがそもそもの始まり。私たちのやっていることは〝場づくり・関係づくり〟なんです。お互いに無理がない、ゆるやかな関係性をつくること。ビーンズが目指していることは、拠点をもたないコミュニティづくりやまちづくりに近いですよね。それは面白いな、お手伝いできるかなと思って、お引き受けました。
ビーンズ阿佐ヶ谷の
営業所員もチームメンバー
営業所員もチームメンバー
齊藤:エンジンズの名前をまちのチーム名にしたのは、理由があって。「阿佐ヶ谷にいる人は、このチームでやろうよ」とすれば、誰でもチームに入れる。私たちは事務局みたいなもの。そこをオープンにした意味は大きかった。それがエンジンズのスタート地点です。
大橋:今は、イベントを企画する際に「それで本当に地域の方は喜んでいるのかな?」と自問自答するようになりました。そうした気づきは、 齊藤さんやエンジンズとの出会いから生まれたと思います。
橋本:阿佐ヶ谷はビーンズの中でも先駆けとして、地域にとけ込み、顔の見える関係でつながり、面白いイベントをシリーズ化できています。営業所はチームを温かく見守る人。そんなちょうどいい距離感を大事にしたいと思っています。
後編は「まちでウワサの偏愛マーケットを知っていますか?」を掲載します。
大橋:今は、イベントを企画する際に「それで本当に地域の方は喜んでいるのかな?」と自問自答するようになりました。そうした気づきは、 齊藤さんやエンジンズとの出会いから生まれたと思います。
橋本:阿佐ヶ谷はビーンズの中でも先駆けとして、地域にとけ込み、顔の見える関係でつながり、面白いイベントをシリーズ化できています。営業所はチームを温かく見守る人。そんなちょうどいい距離感を大事にしたいと思っています。
後編は「まちでウワサの偏愛マーケットを知っていますか?」を掲載します。
株式会社エヌキューテンゴ 代表取締役
不動産投資ベンチャーで不動産ファンド運営、住宅開発、商業施設開発等に従事。長男の出産をきっかけに、法人での活動も行いながら、地域とつながりのある暮らしや不動産のあり方を模索。不動産投資会社を退職し、株式会社エヌキューテンゴの代表取締役となる。ひとの暮らしや、その節目の多くに立ち会う不動産業者が、人と物件をマッチングすることだけでなく、人と人、人とまちを結ぶことに、もっと積極的になるべきと考え、他の創業メンバーと共に「まち暮らし不動産」を立ち上げる。
不動産投資ベンチャーで不動産ファンド運営、住宅開発、商業施設開発等に従事。長男の出産をきっかけに、法人での活動も行いながら、地域とつながりのある暮らしや不動産のあり方を模索。不動産投資会社を退職し、株式会社エヌキューテンゴの代表取締役となる。ひとの暮らしや、その節目の多くに立ち会う不動産業者が、人と物件をマッチングすることだけでなく、人と人、人とまちを結ぶことに、もっと積極的になるべきと考え、他の創業メンバーと共に「まち暮らし不動産」を立ち上げる。
株式会社ジェイアール東日本都市開発 ショッピングセンター事業本部 阿佐ヶ谷ショッピングセンター
<あなたにとってのくらしづくり・まちづくりとは>
インタビュー日の早朝に、子どもが生まれました。これまでの大人ふたりだけの生活に子どもが加わることで、くらしとか、まちとか、自分の見えるものが広がって、目線も変わっていくのかなと感じています。ショッピングセンターは生活に必要なものが揃うところ。売り上げはお客様の信頼の積み上げと考えています。
インタビュー日の早朝に、子どもが生まれました。これまでの大人ふたりだけの生活に子どもが加わることで、くらしとか、まちとか、自分の見えるものが広がって、目線も変わっていくのかなと感じています。ショッピングセンターは生活に必要なものが揃うところ。売り上げはお客様の信頼の積み上げと考えています。
<あなたにとってのくらしづくり・まちづくりとは>
インタビュー日の早朝に、子どもが生まれました。これまでの大人ふたりだけの生活に子どもが加わることで、くらしとか、まちとか、自分の見えるものが広がって、目線も変わっていくのかなと感じています。ショッピングセンターは生活に必要なものが揃うところ。売り上げはお客様の信頼の積み上げと考えています。
インタビュー日の早朝に、子どもが生まれました。これまでの大人ふたりだけの生活に子どもが加わることで、くらしとか、まちとか、自分の見えるものが広がって、目線も変わっていくのかなと感じています。ショッピングセンターは生活に必要なものが揃うところ。売り上げはお客様の信頼の積み上げと考えています。