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2023.09.15

みんなの地図制作委員会とは?

『2k540からまちあるきMAP』(byみんなの地図制作委員会)とは?

オリジナル地図を持って一緒にまち歩きをしませんか?
「2k540」という施設名称にちなんで、2k540 を起点に半径2,540mの範囲が地図になりました!
2021年から定期的に街歩きイベント「みんなの地図制作委員会」を実施し、街の「好き」「気になる」をみんなで見つけながら、地図に落とし込みました。
東西南北それぞれどんな街なんだろう…?ここのお店素敵! 気になる看板や建物を見つけた! 抜け道がこんなところに? 街を散策することでひとりひとりの「好き」や「誰かに話したくなるおすすめ」が集まっていく。そんな街の「好き」を共有しながら、あなたが見つけたおすすめスポットも是非教えてください。

あなたの見つけたおすすめスポットを追加してみましょう!

下記リンクにアクセスいただき、あなたの発見したスポットを追加していただくと、みんなでシェアすることができます!
エリア毎の地図も参考にしながら、是非まち歩きして街の「好き」を探してみてください。

<< スポット追加はこちらから >>

本記事では、過去開催されたVOL.1~6のまち歩きイベントの様子と、地図が出来上がるまでのストーリーをお届けします。

 

2k540の名前の由来
当施設名は、鉄道用語で距離を示す「キロ程」に由来しています。東京駅を起点として、2,540メートル地点にあるため「2k540」と名付けられ、し、呼びやすく親しみやすいように読み方を「ニーケーゴーヨンマル」としています。

■「みんなの地図制作委員会とは?
2k540から半径2,540メートルエリアをまち歩きし、素敵なお店やスポットを巡りながらオリジナルの地図を作るプロジェクト。各エリアを歩きながら“好き”を発見し、みんなで集めたオススメスポットを地図にしていきます。
<まち歩きイベントの流れ>
①2k540でグループ分け&まち歩き作戦会議!
②グループごとにまち歩き ※第7回からオリジナル地図を使用
③2k540再集合!まち歩きの成果を共有
④現地の大型マップにスポットを追加! ※第8回からスタート
⑤まち歩き後は交流会&2k540館内ツアー

 

↓↓【イベントバックナンバー:レポート】↓↓

Vol.1  街を歩いて、あなたの好きを探そう
〜2k540起点、秋葉原から蔵前エリアの「ものづくり」~ 
概要ページ

記念すべき初回は、北東方面「秋葉原〜蔵前エリア」
参加者は2k540に集合し、グループに分かれると事前に指定のチェックポイントを踏まえてまち歩きルートの作戦会議。当回チェックポイントに指定されたのは2k540ショップスタッフ行きつけのおすすめスポットたち。

<チェックポイント>
▼a:buchiadot トウダさん・片山さんおすすめ:果寮 MATSUTOMI(ジューススタンド)
▼染めこうば にじゆら 小野さんおすすめ:御徒町天ぷら酒処 天正
▼遊食家Boo 高木さんおすすめ:m+[エムピウ](革製品)

ルートを決めたら早速まち歩きへ出発。小雨が降るなか、各々のルートで2時間のまち歩きを楽しみました。中にはパン屋さんで買い物したり、コーヒースタンドで一息ついていたチームも。

再集合したら歩いたルート、まち歩きの中で発見したことを振り返ります。

蔵前には2k540の店舗がアトリエや本社を構えているお店も多く、そんな発見をしたチームもあれば、2k540から蔵前まで歩けてしまうことに驚いた方、パン屋やカフェでのお買い物を楽しんだ方から、レトロな外観の建物や看板が気になっていた方まで、発見や気づきは人それぞれ。最後にみんなで気づきをシェアしあっていただくと、自分にはない視点や出会いに驚く方もたくさんいました。あいにく日曜は定休日のお店も多く、2k540スタッフおすすめ店に再訪することを楽しみにこの日は解散しました。

Vol.2 半径2,540メートル内の魅力的な街「湯島・神保町」編 概要ページ

第2回目は北西方面、学問の街「湯島」と寺社やほんの街「神保町」エリア。前回よりも少し足を伸ばし、2時間半のまち歩きを実施しました。

<チェックポイント>
学問の神様・湯島天神
ミニシアター・岩波ホール
東京大学発祥の地

湯島といえば湯島天神、神保町といえば古本屋の街。そんなイメージを持っていても、実際に自分の足でじっくりと街を歩いたことはない、という参加者の方々も。あえてスマホの地図を使わずに冊子の地図を頼りに道を探したり、路上の案内板から行き先を見つけたりとアナログな楽しみ方をしているチームがあれば、昔ながらの喫茶店に入ってゆっくり休憩しながら、街に流れる空気を味わうチームもあり、チームごとにそれぞれの楽しみ方でまち歩きを満喫。
中には「このレンガにはこんな歴史があって・・・」「この路線と鉄橋の交差が・・・」「あの建物は実はこの時代のこんな特徴が・・・」と、参加者同士で豆知識を披露し合いながら歩く様子も見られました。
再集合後に皆さんの気づきをシェアしてもらうと、いろいろなお店のロゴが気になる!とポストイットにロゴを再現してくれたチームもあり、大盛り上がり。食べ歩き・飲み歩きしたくなるお店がいくつも見つかった、とすっかりお腹を空かせてしまったチームも。

Vol.3  プロカメラマンと一緒にフォトウォーク「秋葉原・御茶ノ水 高架下」編 概要ページ


第3回目は、プロカメラマン山内康平さんと一緒に歩くフォトウォークを開催。
フォトウォークとは、カメラ好きの方が集まって写真撮影を楽しみながら歩くアクティビティです。本イベントではプロカメラマンが同行し、撮影のポイントや被写体の選び方、楽しく写真が撮れるコツなどを学びながら街歩きを楽しみました。

まずは2k540で、山内さんから簡単なコツを伝授。参加者は本格的な一眼レフを持ってきた方から、より手軽なデジカメやスマホで撮影された方までさまざま。レクチャーが終わると早速開店前の2k540にて数枚収め、街へと出発しました。
神田明神や旧万世橋など御茶ノ水エリアを歩きながら、各々心が動いた風景の写真を撮影。
再集合後はそれぞれの写真を見せ合いながら、「その写真いいね!」「それどこで撮ったの?」「光の当たり方が素敵」など、コメントが飛び交いました。
カメラ初心者から上級者まで参加いただいたイベントでしたが、カメラマンのレクチャーと共にさまざまな撮影を楽しんでいただき、カメラを通して街の魅力が再発見できた1日となったようです。

Vol.4  2,540メートルの起点「東京駅方面」編 概要ページ

第4回目で訪れたのは南方「東京駅方面」エリア。
東京駅といえば、2k540の名前の由来となった、2,540メートルの「はじまりの0地点」です。問屋街が今もなお残る下町「馬喰町」・文化の発信地「神田」・皇居外苑にほど近い「竹橋」など、東京駅方面には個性豊かな街がたくさんあります。そんな街で今回はどんな発見があったのでしょうか。

<チェックポイント>
▼まちのギャラリー:Roonee(ルーニィ)247 fine arts
▼街中に現れたおしゃれなフードコート:COMMISSARY日本橋
▼本好きにはたまらない空間:無用之用
▼日本で最初の国立美術館:東京国立近代美術館

この回では、新旧入り混じった雰囲気を楽しんだ「神田チーム」、歩けば歩くほど謎が深まって飽きない「馬喰町チーム」、緑豊かな皇居周辺の「竹橋チーム」の3チームに分かれてまち歩き。

馬喰町チームでは、Roonee247 fine artsに立ち寄り、スタッフさんからお話を聞きながら展示を鑑賞。とても印象に残ったようでした。
歴史好きの方やレトロな看板好きの方、おしゃれな飲食店に吸い寄せられる方など、参加者のみなさんの興味もとってもバラエティ豊か。気になるポイントを紹介しあったりして、新たな視点を楽しんでいただくきっかけになりました。
2k540に帰ってきてからは、みんなでやなか珈琲店のコーヒーでほっとひといきつきながら振り返りを実施。皆さん積極的に見つけたスポットを発表いただきました!
そして会終了後は各々気になる2k540のショップを覗きにまわっていただいたようです♪

Vol.5 下町人情溢れる「田原町・浅草方面」編 概要ページ

第5回で訪れたのは、下町ならではの風情を残しつつ、新旧の名店が入り混じる「田原町」・下町人情にあふれ、昭和の面影をたっぷり感じる「浅草」エリアです。
浅草は観光地として一度は訪れたことのある人がほとんど。ですがまち歩きを目的として、じっくり散策したことがあるひとは実はあまりいないかもしれません。

<チェックポイント>
▼日本一有名な問屋街:かっぱ橋道具街
▼瓦割り体験ができる店:瓦割りカワラナ
▼昔ながらの居酒屋が並ぶ通り:ホッピー通り

浅草といえばやはり浅草寺!ということで浅草寺を訪れたチームは、みんなでおみくじを引いて結果を見せ合い。かっぱ橋道具街では食品サンプルに夢中になったり、店頭で行っていた、包丁研ぎのデモンストレーションに釘付けになったり。数十人前は作れそうな大きな寸胴を真剣に比較検討していた方も・・・。
たっぷり2時間歩いて、2k540に再集合するとやなか珈琲店の冷たいコーヒーがお出迎え。喉を鳴らしながら、1日の振り返りをシェアし合いました。瓦割りしたい!とカワラナへ行ったチームは、あいにく混み合っていて体験ができなかったそうで、次回いく計画を早速立てていたり。素敵な器屋さんとの出会いで、器をゲットした参加者もいたりと、思い思いのまち歩き時間を楽みました。

 Vol.6 文化と伝統が華やぐ「東京大学」方面 概要ページ

初年度最終回は、学問と文人たちの街「東京大学方面」です。
実は著名な文化人たちが数多く住んでいた街として知られるエリア。街中にも案内板や説明書きをたくさん見つけることができ、自身のスマホを使ってさらに詳しいことも調べながら、まち歩きを進めました。

<チェックポイント>
樋口一葉菊坂旧居跡(一葉の井戸)
東大赤門(正式名称:旧加賀屋敷御守殿門)

坂を上り下りし、細い路地を抜けると、なんとそこには金魚掬いのできるお店が。実は有名店なのだそうで、「ずっと行ってみたかった場所!」と感動していた参加者も。今回はあいにく金魚掬いの時間がなく、絶対にまた行く、と意気込んでいました。東大赤門まで辿り着くと、ちょうどそこはバス停の目の前。まち歩きで疲れた体をバスに乗せ、みんなで2k540に再集合しました。


全6回のまち歩きを終え、参加者の皆様からたくさんの気づきや視点をいただき、いよいよオリジナルの地図の完成です!