社員インタビュー/04

収益よりも、地域のためにそんな企業文化の中で日々成長していきたい 松浦航大 施設管理本部 2020年入社

ずっと興味があった建築物と街
だからこそ、その両方にかかわりたかった

もともと建築物や街に興味があり、大学は建築・設計系に進みました。休日には国内外を問わず、さまざまな建築物や街並みを見に出かけていました。特に印象に残っているのは広島の宮島にある千畳閣です。突貫施工みたいな作りなのに、とても綺麗に見えるというギャップに衝撃を受けました。街全体が観光都市になっているベネチアも散策するだけで気分が高揚したのを覚えています。大学院での就活中に駅絡みの開発が街に与える影響が大きいことを知り、建築物と街の両方にかかわれることから、鉄道関係のデベロッパーに的を絞ってエントリーしました。

入社の決め手となった
5日間のインターンシップ

当社のインターンシップに参加できるチャンスに恵まれました。物件の開発現場に実際に赴くといった体験のほか、秋葉原の空き区画に何を作ればいいかという企画体験では、テラス席が広がる昼はスイーツ店・夜は居酒屋になる施設を考えて提案するなど、密度の濃い5日間でした。中でも「収益よりも、地域のために」というコトニアガーデン新川崎のお話には心を動かされました。本来ならもっと賃料を高く設定できる土地に、周辺環境を考えて保育園や高齢者施設、広場などを作ったそうです。貸付地の面積を減らしてまでも、そういった開発がしたかったと担当者の方はおっしゃっていました。そのお話はいまでも鮮明に覚えています。

突発的な変更があっても工期や予算を
当初通りに進めるのが私のミッション

入社して2年間は、神奈川支社の開発管理二部で開発管理業務に携わっていました。現在の所属は本社の施設管理本部です。高架下の空き区画の開発を担当していて、敷地やインフラの調査設計から、建物の基本設計・実施設計、工事の発注、さらに竣工後にテナント様に引き渡すまでの業務を担っています。工期や事業予算を当初の予定通りに進めるのが特に大変で、予算超過になると「この材料を安価なものに変えませんか」とか「区画をこれくらいの広さに抑えませんか」とか、テナント様などと協議をしながら予定内に収まるよう何とか調整しています。苦労が多いぶん、それがやりがいにもなっています。

会社の支援を受けながら入社2年目に
一級建築士の試験に無事合格

希望部署だったいまの施設管理本部で働くうえで専門知識は必要になると考え、入社1年目から資格学校に通いました。土日のどちらかに講義を受け、平日も課題に取り組む日が約1年続きました。当社がフレックスタイム制だったことや年休も比較的取れるなど、勉強しやすい環境だったことはもちろんですが、やはり周囲からの応援が大きかったです。試験が近づくと、休みが取得できるよう気づかっていただいたり、「もう上がっていいから」「あとはやっとくよ」など業務量も調整していただくなど、社内サポートのおかげもあり無事合格することができました。

私をさらに成長させてくれた
ふたつの言葉

ひとつが上司からの「スピード感を持って仕事をしなさい」です。施工会社への返答が1日違うだけで工期が1カ月延びたり、工事費が数百万単位で跳ね上がったりすることもあると聞いてからは、それを肝に銘じ、常にスピード感を持って業務に取り組んでいます。もうひとつが事業化プロジェクトの面談で常務の方に指摘された「その需要は本当にあるのか」です。事業化には至りませんでしたが、それ以降、どんな街にどんな人が住んでいて、どういうことをすれば、そこの暮らしが豊かになるかを意識して観察するようになりました。

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