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【うまいもの百景】#3
新鮮なフルーツと生はちみつに舌がとろける、極上のはちみつジェラート。

【うまいもの百景】#3<br/>新鮮なフルーツと生はちみつに舌がとろける、極上のはちみつジェラート。<br>
グルメ

2020.10.17

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OKUROJIはうまいもので溢れている! OKUROJIにフォーカスし、絶景=シズル感を意識した写真とともに美味しさのポイントをレポートします。第三景は、はちみつ専門店・ジェラートカフェ『BEE FRIENDSHIP』で見つけた「はちみつジェラート」!

Photo: Saori Tao  Text: Mayu Sakazaki

本日の絶景スイーツ

本日の絶景スイーツ 「はちみつジェラート(4種の柑橘、ミード)」540円(税込)

絶景ポイント①
天然&非加熱の生はちみつが絶品

絶景ポイント①<br/>天然&非加熱の生はちみつが絶品<br>

最初のひと口でまず驚くのは、ジェラートにたっぷりとかけられた生はちみつの芳潤な味わい。はちみつ特有のくせのある風味や重さがなく、さっぱりとした自然な甘さと、フレッシュなみかんの香り。思わず「美味しい!」と声に出してしまうほど、これまで食べていたはちみつとの違いがはっきりとわかります。

非加熱のはちみつは完熟までに時間がかかり、発酵や結晶が起こりやすいことから、専門店でなければなかなか出会えない逸品。加熱処理や加工を一切しない、とれたままの生のはちみつの美味しさを感じられることが『BEE FRIENDSHIP』の最大の魅力なんです。

栄養や香り、みずみずしさが残った養蜂園直送の新鮮なはちみつは、フルーツの旨みがギュッと詰まったジェラートにベストフィット! はちみつは温度で食感が変化するので、つめたいジェラートにたっぷりとたらせばさらに濃厚な舌ざわりに……。はちみつの新たな魅力に出会える、極上のスイーツの誕生です。

絶景ポイント②
はちみつのお酒「ミード」で大人の甘さを堪能!

絶景ポイント② <br/>はちみつのお酒「ミード」で大人の甘さを堪能!<br> (左から)「みかんの花のはちみつ」1296円、「ミサキミード」1375円(税込)

はちみつジェラートのいち押しフレーバーである「ミード」は、人類最古のお酒ともいわれるはちみつ酒のこと(写真右)。新婚夫婦が1ヶ月間はちみつ酒を飲んで過ごしたことから、ハネムーン(HONEY MOON)の語源になった、なんてエピソードもあるスイートなお酒です。フルーティーな白ワインをこっくりと甘くしたような味わいは、カクテルやスイーツに最適!

大粒でみずみずしく、果肉が柔らかいマスカットレーズンをたっぷりのミードに漬け込み、そのままジェラートに。通常、はちみつを2~3倍の水で薄めてから発酵させるミードを、水よりはちみつの割合を増やすことでより芳潤な味わいにしているそう(原価を考えない問題作、そして渾身の力作とのこと)。ラムレーズンをさらに上品にしたような大人の甘さは、ここでしか食べられない特別なフレーバー。コクのある風味とクセになる後味は、お酒好きにもおすすめしたい大人の一品です◎

絶景ポイント③
今いちばん美味しい、旬のフルーツを食す!

絶景ポイント③<br/>今いちばん美味しい、旬のフルーツを食す!<br>

アイスクリームやソフトクリームと比べて、ジェラートは素材の味がそのまま出るのが大きな特徴。代表をつとめる溜池算人さんの実家・愛媛の柑橘農園でとれる完熟オレンジやレモンなど、旬のフルーツの果汁を新鮮なまま味わうのにうってつけのスイーツなんです。

 果実とはちみつの甘さのバランスを考え、グラニュー糖ではなく素焚糖で自然な仕上がりにするなど、さまざまな試行錯誤が美味しさのヒミツ。愛媛では秋にりんごや栗もとれるそうなので、季節のフレーバーを試しに何度も足を運んでみてください!

絶景ポイント④
本場イタリアの品質をOKUROJIで。

絶景ポイント④<br/>本場イタリアの品質をOKUROJIで。<br>

季節のフルーツを完熟状態でジェラートにするため、温度管理はとても重要。『BEE FRIENDSHIP』では本場イタリアのジェラートマシンを使って安定した品質管理をしながら、光や熱の影響を受けにくい壺型のショーケースに並べています。見た目よりも品質重視のショーケースを選ぶことで、温度によって繊細な影響を受けるジェラートを一定の美味しさに保っているそう。工程すべてに「味」へのこだわりが詰め込まれたジェラートを見ていると、思わず全種類オーダーしたくなっちゃいます。

 

 

絶景ポイント⑤
はちみつは「食べるサプリ」?

絶景ポイント⑤<br/>はちみつは「食べるサプリ」?<br>

栄養価が高くミネラルやビタミンが多く含まれていること、砂糖と比べて身体に浸透しやすくエネルギーに変換されやすいこと、風邪予防など、はちみつは健康面から見ても魅力的な存在です(寝る前に少し舐めると安眠効果も)。

甘いものを食べるときも、なるべく身体にいいものを選びたい。新鮮な果実とはちみつの美味しさを凝縮した「はちみつジェラート」は、そんなわがままな人にもぴったりの絶品スイーツ。きっとこれからOKUROJIの名物メニューになること間違いなしです◎

お店のいち押しは、すっきりとした柑橘の香りがほのかに感じられる「みかんの花のはちみつ」。ほかにも、ハーブのような風味の「春の原生林のはちみつ」や酸味のある「夏の伽藍山のはちみつ」など、花によって味や香りがまったく違うので、試食しながら自分好みのはちみつを見つけてみてはいかがでしょうか。

お店のこと

「BEE FRIENDSHIP」は、明治時代から4代続くみかん農家の次男、溜池算人さんが代表をつとめるはちみつ専門店。柑橘農園のみかんの花からとれる生はちみつの美味しさに驚き、生産を決意したという溜池さん。青山のファーマーズマーケットでの販売などを経て、浅草と清澄白河に「BEE FRIENDSHIP」をオープンしました。

OKUROJIのお店では、愛媛の佐田岬半島にある養蜂園でとれたバリエーション豊かな生はちみつを中心に、はちみつのお酒「ミード」やプロポリスが並び、フルーツとはちみつの魅力をそのまま堪能できる店内製造のジェラートを楽しむことができます。OKUROJIでのショッピングの息抜きに、フレッシュな「はちみつジェラート」を楽しむのが定番になりそうな予感です。

Staff Comment

Staff Comment

BEE FRIENDSHIP代表の溜池算人(ためいけ・かずと)さん(左)

「はちみつの魅力は、やっぱり美味しいところでしょうか。僕は昔から実家の柑橘の花の蜜を食べていて、東京に来てからも色々なはちみつを食べましたが、やっぱりうちが作っているみかんの木からとれるはちみつが一番美味しいと実感しました。それが今の仕事につながっているので、こんなに素晴らしいことはないなって。お店では生のはちみつをテイスティングしたり、ジェラートでも楽しめるので、ぜひ色々試してみてほしいです。非加熱のものは、はちみつが嫌いな人でも食べられる優しい美味しさなので、その入口になれたらとても嬉しいですね」

【Profile】

溜池算人(ためいけ・かずと)さん(左)

デザインや営業の仕事などを経て、実家・愛媛の柑橘農園でのはちみつ作りを10年前にスタート。はちみつや柑橘をはじめ、愛媛食材を使ったさまざまな商品を生産する「完熟屋」の代表。青山ファーマーズマーケットでの販売などを経て、5年前に「BEE FRIENDSHIP」をオープンさせた。趣味はヨーロッパやアメリカ西海岸のファーマーズマーケットをめぐる旅や、歴史に関する本を読むこと。好きな俳優は歴史ドラマによく登場する阿部寛。OKUROJIで気になっているお店は、「炭焼 うな富士」。

 重見和子(しげみ・かずこ)さん(右)

調理・製菓専門学校を卒業後、飲食店などを経て4年前から「BEE FRIENDSHIP」のスタッフをつとめ、ジェラートやドリンクなどの製造を担当。働くきっかけは、愛媛出身ではちみつも大好きだったこと。はちみつはヨーグルトにかけたり、スプーンで毎朝ひとさじ舐めるのがお気に入り(風邪をまったくひかないそう)。趣味はカフェめぐりで、好きな芸能人は所ジョージ。OKUROJIで気になっているお店は、フルーツパーラー「PATISSERIE PAROLA」。

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